伊藤 泰雅 展
―結晶する風景―
2024年1月10日(水)~16日(火)<最終日午後4時終了>
仙台三越 本館7階 アートギャラリー
<作家在廊日 1月10日(水)~14日(日)>
「自然は心地よいリズムを持っている。そしてそのリズムは自分の中にも在る。自分の身体的リズムが自然のリズムと同調した時、絵画は結晶する」(伊藤泰雅)
伊藤泰雅の絵画は見たものを描いた作品ではなく、何かの記号として表されたものでもありません。わたしたちが言葉以前に抱く、言葉にできないイメージが表現されていて、動きを感じさせる画面は無意識の領域における生命の躍動の記録のようにも見えてきます。
無意識を軸に生命と世界との関係が感じられるのが伊藤泰雅の作品で、絵画の画面に宇宙の広がりと生命の輝きがあり、そこに美が見つけられると言えましょう。
「結晶する風景-聖歌」 油彩 116.7×116.7×2.8cm